星見台(ほしみだい)
丘のいちばん高いところにある、白い石を積んだ小さな展望台。大きな望遠鏡と丸太のベンチがぐるりと並び、夜はだれかしらここで星を見ている。星守当番のウリャマの拠点。
星見の丘のこと
ここは高原のてっぺんにある『星見の丘』。空が近くて、夜はこぼれそうなほど星が見える村です。まっしろでまんまるな12匹の子どもリャマ「ウリャマ」たちが、大人のいないこの村で、たすけあって暮らしています。ふもとの『おなやみポスト』に届く森の動物たちの手紙に、星座の占いでこたえるのが、みんなのお仕事。当たっても、はずれても、それはそれでいい一日。今日も星見の丘の、やさしい星空のものがたりがはじまります。
村のあんない
丘のいちばん高いところにある、白い石を積んだ小さな展望台。大きな望遠鏡と丸太のベンチがぐるりと並び、夜はだれかしらここで星を見ている。星守当番のウリャマの拠点。
丘のふもと、村の入口にある青い屋根の小さな郵便受け。てっぺんに星の風見がついていて、森の動物たちから占いの相談の手紙が届く。
星見台から坂を下った、日当たりのいい畑。色とりどりの花が並び、真ん中に『タウのひるねベンチ』がある。タウとお花占いの相談者が集まる場所。
村の中心にある赤い屋根の丸太小屋。窓からいいにおいと湯気が出ていて、事実上の村の食堂になっている。カンナと、おなかをすかせたウリャマたちの集合場所。
蔦のからまるレンガ造りの静かな建物。窓辺には薬草の鉢がずらりと並び、いつもハーブの香りがする。本を読みたい子や体調をくずした子が寄っていく。
村はずれ、木立にかこまれた静かな泉。夜は水面に星がびっしり映る。ひとりになりたいときに来る子も多い、スコルのすみか。
村のいちばん端にある、ブリキ屋根の継ぎはぎだらけの小屋。窓からときどき煙や変な音が漏れる。アクアと、片付け係のカプリの姿がよく見える。
花畑の先の、開けた原っぱにある的当て場。的の後ろには的中した矢の羽根を集めた飾り棚がある。サジと矢占いの相談者が集まる。
12ひきのなかま
きみの星さがし
たんじょうびを教えてね。そとむきのウリャマと、こころのウリャマが分かるよ。
きせつのおまつり
丘のふもとから星見台まで一気に駆けあがる、春いちばんのかけっこ祭り。優勝すると『一番星バッジ』がもらえる。仕切り役のアリーが毎年フライングするのはお約束。
太陽がいちばん元気な季節に開かれる夏祭り。星見台の広場に灯りを並べて、日が沈むまでみんなで歌ったり踊ったりする。レオの号令で幕が上がる。
実りの季節に開くしっとりしたお茶会。花畑の花びらを浮かべたお茶とみんなのお菓子を並べ、おしゃれをして集まる。リラの服選びは毎年1時間コース。
一年の終わりに丘じゅうへちいさなキャンドルを並べ、一年でいちばん星がよく見える夜を静かに楽しむ行事。仕切り役のカプリは『計画どおり』と言いつつ、内心うきうきしている。